青梅線の青梅~奥多摩間と、青梅~立川間では輸送人員に激しく差があるようですね。
ガラガラの4両で青梅に到着した電車の向かい側ホームには、10両の立川行きの電車が停車中。立川近づくにつれ、立ち客出る程の混雑ぶりでした。確かに青梅から奥多摩間って、いきなり自然の中って感じで、景色は一変したもんね~
わたしの隣にドカッと座って来た若い女子が、ず~っと車内で化粧してるので、もう~非常識オンナウゼー💢って見てましたけど、揺れる車内で見事にアイライナーを引いていたのは感動モノでしたね🎊
立川から南武線快速で武蔵小杉まで。もちろんロングシートですよ(T_T)
南武線はスキスキでした。乗り換え考えて先頭車に乗りましたが、まばらな乗車率でゆったりです😋
お昼の用意は行動食のパン🍞と夕べの残りモンの「ちくわ」と「ゆで卵」がありましたが、あんまり食べたくない。でも、日差し柔らかい暖かな日でしたので、ちくわとゆで卵だけ、コソコソと人目を避けて口に放り込みましたよ…
そして列車は進んでいきます。
府中、分倍河原、登戸・・・。あの子と降りた地名を耳にして、見たことの或る景色を目にすれば、いろんな思いが巡って来てしまって、少し切ないね…
そして武蔵小杉へ。ここから横須賀線に3回めの乗換です。川崎まで行って東海道本線に乗換ても、到着時間は変わらないのですが、乗換困難駅と言われるこの駅で乗り換えがしたかったのです😁
高架を走る東横線から見てても、よくわからないし、実際降りた方が良くわかるかなって。
くねくねと登って下りたらホームに出たので、なんだ近いじゃんって思ったら、ただ南武線の反対ホームに出ただけだった(゚◇゚)ガーン
動く歩道やエスカレーターを乗り継いでようやく横須賀線ホームに。相鉄の相互乗り入れも始まったばかりだそうで、危うく間違えて乗りそうになりました(^-^;)
日曜日でさほど人が多くなかったから良かったけど、通勤時間帯は大変な移動だよね。
横須賀線で30分ほど揺られて大船到着です。
ここもあの子と江ノ島行った際に、湘南モノレールに乗り換えた駅でした。でも、出口の感じが賑やかでちょっと違うのが不思議でしたけどね。でもたしかにモノレールのある方から出たのは間違いないのだけどなぁ。。。
荷物をコインロッカーに預けるかどうか迷います。でも、貧乏臭いわたしは、いつもより軽めだから持ってイケるんじゃないって思い込んで、結局バッグをコロコロしていくことに💼
お花を買いたくて🌻調べといた駅ビルの花屋さんの前で苦悩(*_*;何にしようか迷ってしまって、お花がなかなか決まらない。ようやく、悩んだ割に大したことないお花を買って、ここからバスに乗るのだけど、今度は乗り場がよくわからない(+o+)
大船駅笠間口ってどこの出口だ??わたしの出たのは東口ってあったけど。地図で東口バスターミナルを見つけるが、これが駅前とは言えないくらい離れていたのです。
そして、花屋さんもバスターミナルの前に1件あって、無理して駅ビルで買わなくてもよかったのだと後悔。。。😖
乗り換え時間そのものが18分しかなかったし、お花選ぶのに迷ったり、バスターミナルをすぐに探せなかったりで、結局予定のバスには乗れず、1本あとのバスを待つことになりました。
荷物軽くするため、パン🍞をこの間に隅っこで立ち食いです😅
仮のバスターミナルなのか、ただの広い転回場のような作りの簡素なものでしたけど、後方、これから乗る、神奈川中央交通のバスです。
到着したバスを見ていると、均一区間でもないのに、一斉に乗客降りて来ます。整理券精算方式ではないのかな??
バス停の案内を見て乗車方法を確認します。
「お乗りの際に、お降りのバス停を乗務員にお知らせください。」とのこと。
なんだか、凄い性善説のシステムに感動(*^_^*)
とにかく行き先は申告制らしい。
バスが来て「横浜霊園まで」と告げてPASMO翳すと、料金が精算された。ちょっと目からウロコね。
バスで30分ほどで着く予定が、途中の渋滞もあって結構時間がかかった気がする。その間、手に夥しい汗をかいて来て、ひどく緊張して来ているのがわかるし、とても気持ちが落ち着かなかったです。
偶然にもあさみさんが午前中に墓参された模様。
1月に納骨のお話は、あの子とお付き合いのあった方にはお知らせさせていただいたけど、みんな行ってくださったのかなぁと、いらぬ心配が頭を過ってた。その痕跡はあさみさんのお花が備えられたから知る由もなくなったけどね。
↓めちゃくちゃ、硬い表情してるわたし。撮ってる時はそんなことないと思っていたけどね。
ようやく、霊園バス停へ着いて道路を渡ります。見上げると山肌一面墓地ですね…
とりあえず、霊園事務所でお父様の名前を告げれば場所を教えてくださるはずとお聞きしていたので、そこを目指しますが、入口を入ればすぐに事務所があるだろうと思っていたら見当たらない。プレハブの建物があったので、そこにいた方にお聞きしたら、この先を100mほど行かれた右側ですよって、感じよくおしえていただきました。
でも、その100mがモノ凄い登り坂で、わたしはコロコロバッグを持って来たことをひどく後悔するくらいの急登だったのです。
息を切らして登りながら、ふと考えます。ご両親もこの急登を歩いてらっしゃるのかしらって。。。お盆とかの夏の墓参なんかは暑くて倒れてしまわれるんじゃないかって、心配になってきました。わたしが心配するようなコトでもないのにね。
そして、息を切らして霊園事務所へ。ここは形振り構わず入って場所を尋ねました。息が切れてて、声作れずでしたので応対してくださった女性の方、少し面食らったような感じでしたが、努めて普通にお相手をしていただきました。そして地図をいただいて、お礼を述べてお墓を探します。
そして、霊園内の砂利が轢かれた通路だから、キャスター回らねー!無理やりコロコロバッグを、まさに引きずって進みます😵そして、やっぱり階段が現れました。フーフー言いながら、昇って降りて、超暑くてコートを脱ぎたくらいなのだけど、手は塞がっているし、これ以上手に何か持つのは困難でしたから、我慢して進みましました😰
ようやく見つけた、そこは空の広い場所でした。。。
名古屋では両親に代わって、祖父と祖母のお墓を気まぐれに参るので、蝋燭台とかお線香とか、お掃除用の箒とかスポンジも持って来ました。水場に置いてあった水桶をちょっとお借りして、黒い御影石の墓石をスポンジで洗います。
弟さんも入ってらっしゃるので、粗相のない程度に適当に話しかけながら洗ってました。
汲み水なので、なんか少し白濁した感じがあって、この日の気温ですとすぐに乾いてしまい、白濁したものが残ってしまいます。墓石が黒ですのでちょっと目立ってしまい、残念ながら洗浄感が薄かったですね。
落ち着いたところでお花を添えて、シュワーっという飲み物とコーヒーをお供えして、手を合わせました。迷ったけど、お酒もコーヒーも少し墓石にかけてみました。ちょっと、迷惑だったかな・・・😓
それから、ジャケット脱いで、着てきたブラウスをグルッと一回りして見せてみる。「どう?」って。
わたしの思っていること、とてもとてもたくさん話しかけてみました。そして本当に久しぶりにあの子を感じました。いつもの左上側でなくて、正面のお墓から強く放たれてる感じです。「千の風にのって」の歌詞とは違い、あのこはここにいることを静かにそれを感じるのです。
おもむろにマルボロに火をつけて墓前に供えてみました。わたしもひとつ火をつけて吸い始めました。
でも、あの子に供えたタバコの火がすぐ消えてしまう。
あ〜、・・・。やっぱりそうか・・・。
もう、わたしは勝手に察しました。わかったわ・・・そういうことね・・・。
昨年12月、受検した人間ドックで肺がんの腫瘍マーカーが異常値を示しました。タバコ吸い始めて半年も経ってないのにいきなり肺がんになるのか〜?もう、一体何でだろう?って気分でしたけど。
でも、ふと思いました。これは、わたしに伝えたいメッセージが込められているのかなって。
だからそれほど、不安にもならず、淡々と再検査を受けて、結果異常なしと診断された時も、安堵もなかったです。そりゃそうだろうねぇって納得しただけ。
火の消えたタバコ眺めて、墓前で「タバコ、やめなさいってコトでしょ?」って語りかけてみますが、当然返事はなし。ただ、そこにいることだけしか感じられませんでしたが、「これで最後にするわ」って、メンソールの感触をゆっくりと感じながら最後の1本を嗜みました。
こんな、わたしのココロの持ち方は異常に映るかもしれませんが、わたしが「そう思えばそう」ってコトなのです。頭おかしいとか思われても気にはなりませんから。
おもむろにタブレットを取り出し、しばらくの間、またまたわたしの歌を聴かせてあげながら、わたしはコートを脱いで曲に合わせて口ずさんで墓前で暫く踊っていたわ。周りは誰もいなくて、黄昏前の日差しは結構刺すようなくらいに暑かったけどね。
新幹線の都合もあるし、帰りのバスの時間も気になったけど、1時間以上、お墓の前に佇んでました。10月、アパートの前で泣き崩れて佇んてた時とは全然気持ちが違うけどね。
「とりあえず来たけど、またわたしはここへ来るのかしらね?」
「あなたはわたしをあの人に会わせる義務があって、わたしにも会う権利ではなくてもう義務だと思う。時折、隠されたヒントのようなコトをわたしに話しとたのは、わたしに何かを知って欲しかったんじゃないの?だから何とかしなさいよ…お願いだから・・・」
その内、何か起きるかもしれないし、何も起きないかもしれないし・・・
名残惜しく、わたしはお墓を後にしました。
この時、バスの時間まで15分切ってました。逃すと30分遅くなります。それに、ちょっと日が傾いて来てます。お墓からバスの通りが少し見えたので、降りていけば近道じゃない?って思って、階段をバッグ抱えて降りて行きます。ところが、あるところから降りるところがなくなって、いきなり崖!!他に道もあったのかもしれませんが、考えてるとバスに乗り遅れそうでした。また、登るのイヤだたけど、泣く泣く来た道を登り返す羽目に😱
足元、パンプスです👠行きの息を切らして登っててきた急な坂道を、物凄いスピードで走って下ります。ちょっとムチャクチャね💧
↓途中で、息が切れて休憩。後方が霊園事務所方面の上り坂。
バスの時間まであと3分ほど。乗れる目処がついてきて、霊園の門前です。
帰りのバスは、なんだか早かった気がするな。多分、心の持ちようなんだろうね。。。
ここは横浜市と鎌倉市の境なのだと知ります。バスは横浜市側に到着して、大船の駅は鎌倉市側です。
駅への入口見つけて見上げてみると「笠間口」って。あーココだったのか~そしてエスカレーターで上がった所は見たことのある改札でした。そうだ、あの時もわたしが調べもせずにテキトーだったからこの改札に出て来て、モノレール乗り場がわかんなかったんだ・・・。
「休日おでかけパス」の利用できる小田原まで在来線で移動したのち、新幹線で名古屋へ戻ります🚄
ロングシート。国府津の駅から海が見えるって聞いたので海側の空いてる席はココしかなかった(+_+)でも、結局一瞬しか見えなくて残念です(´д`)
黄昏迫る刻・・・。
小田原到着です。一昨年9月以来の小田原…初めて二人で会ったトコロ。あの日は結構雨降ってたな☔︎
JR東日本、お得意階段アート。ここは「伊豆クレイル」ですね。
顔抜きもまだありましたね。
ため息出てきます。何とも言えない気持ち。ちょっと、苦しかった。
この改札でサヨナラして、あの子が大きく手を振り続けて、わたしが見送ったのを思い出す。
JR在来線改札の上に吊してあった大きな小田原提灯がなくなっていた。どうしたのかな?
↓人の行き交うコンコース。コロナの影響か、人は少ない気がするけど。
小田原城が奥に見えます。
ご飯食べたお店に行ってみます。場所を覚えていたから。でも、改装したのか代替わりしたのかわかりませんが、お店がすっかり変わってました。両隣は変わってなかったけど、結局のところ、世の中に万物永遠などないのですよね…
その後は見覚えある地下街を彷徨いて、一緒に覗いた雑貨屋さんはまだありましたよ…
だんだんと気持ちがズーンってしてきて、もうホームへ上がりました。
小田原に停車する最終の「ひかり」で帰るのですが、座れないとイヤだなぁって思ってました。一応、この列車に合わせて動いていましたが、不測の事態も想定していたので金券ショップで手に入れた自由席にしてたのです💺
こだまの自由席なら座れるハズですが、名古屋までひかりの倍時間がかかります。それに、早朝から動いてて、ちょっとクタクタだったし、気持ちが落ちてきたから早く帰りたかったので、先発のこだまを送って、ひかりに乗ることにしました。
のぞみが尋常でない速度で通過していきます🚄
やっぱりコロナウイルスの影響か、いつもはインバウンド多数のひかりもこの日はガラガラでした。3人掛けを独占です🙆次の停車駅は名古屋ですので気兼ねいらずですよ(^_^)/~
あっという間に名古屋でした。N700Aのロゴの中に、新幹線描かれているのを初めて知りました😌
涙は枯れたし、悲しいとかいう感情でもなく、ただ切ないなぁって思える。もやっとしたココロはいつまでもスッキリしないまま・・・。
でも、おでかけは続いていきます。