埋没系女装をめざす、れいの女子的おでかけ日記・・・

きれいな女子に憧れて、女子姿でおでかけするささやかな日記

古都燃ゆる秋 紅葉の名刹をめぐるたび🍁京都鷹峰の章・壱 悟りの窓、迷いの窓 鷹峰源光庵にて。

ついにこの時がやって来ました。例年は11月上旬に振袖召してフリフリしておりましたけども、先の短いわたしとしては、やはり葉の色づく秋燃ゆるこの時にこそ振袖を召せねばという強い思いが込み上げておりまして、今年は紅葉に照準合わせておりました。ロケフォト先の問い合わも自身でで行って、準備は万端でしたよ👍

残る最重要課題はお天気です。悪天候なんて絶対にありえませんので、とにかく気持ちを込めて、じいちゃんの仏前と母の遺影に不肖の孫と子の為に願い叶うようにお願いいたしましたし、いつものように晴れオンナだった希未さんにもお願いしておりましよ🙏でも、今月はドレスもあったからさ、お願いしっぱなしの連続でさすがに申し訳なかったですね💦

そして、いつものようにお天気アプリを毎日どころか、1日の中でも何回も何回も繰り返し見たりして、一喜一憂する日々でありましたけど、決行の日が近づき、とりあえず雨の心配はなさそうな気配になった時は安堵すると共に、見えざる力に感謝せねばなりませんでしたね。

そして上洛の朝、お兄にセットしたい感じを伝えて切り揃えて貰ったのです。滞在中はお天気良さそうなので、かねてより温めておりました寺院を訪問するプランを立てておりましたが、明らかに気候変動の影響によって葉の色づきにも異変をきたしており、見頃を迎えれないトコロもありました関係で、予定に変更を加えねばならない感じになってしまいました。あとは、お天気を気にしすぎるあまりに、早朝拝観の予約を失念する失態もありまして、予定を決めたのは出立の直前近くなってしまいましたね。

今回も熱田駅より出発です🚃東海道本線、お客さま対応で数分の遅延発生中💦これは通過する新快速ですよ。
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駅名標。現在の橋上駅舎になる以前、ここは趣のある駅舎だったのですよね。
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貨物が停車いたしました。桜模様ののコンテナがキレイだったので、パチリです📷
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平日のお昼前の新幹線は空いてましたので、3人掛けの真ん中にひとり座って京都まで参ります🚄真ん中のシートって、通路側や窓側に比べて、少しだけ幅が広いのですよ💺
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今日も慌ただしい一日です。お天気も良いし、落ち着いてお食事してる場合ではありませんから、行動食のパンとコーヒーがランチですよ☕️
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ホテルは四条大宮東横インです。大宮の常宿ですよ😄京都駅からバスで四条大宮にまいりまして荷物を先に預かっていただくのですが、もはや日常の光景となった祇園方面の異様な行列を横目にします。桜の季節に負けず劣らずの長さでしたね。

散々迷った末、この日は鷹峰の源光庵と常照寺に行くことにいたしました。土日の源光庵はとても混雑するとのコトで、有名な「悟りの窓」や「迷いの窓」の落ち着いて写真が撮れないとのことだったので、平日のこの日に訪れることにした次第です。四条大宮から乗換なしで行くことができて便利なのですが、京都駅始発のバスですので混雑が心配かもでした💦

そして、バスはやはり混んでましたので、降りるまで30分ほど立ちっぱなしでしたよ😨京都の北部は山が迫って道も狭いです。大型バスが通るのもやっとの道を進んで行きますと、鷹峰源光庵前停留所に到着いたしました。

バス停から徒歩すぐです。入山料を収めまして、さっそく源光庵の「窓」です😊

円窓の「悟りの窓」。今年は葉の色付きの遅いモノもあるので、サイトの写真のように真っ赤かには映りませんでしたね。

角窓の「迷いの窓」。正面から捉えると緑が目立ちます。

こんな感じでナナメから撮ると、窓の向こうが一番キレイな感じになります。
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さほど混んでなくて、お互いに譲りながら撮ってました。三脚は当然禁止なので、手で自撮りですよ。
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そして血天井です。結構、血の跡はハッキリと見えました。家康の家臣、鳥居元忠がわずかな手勢で伏見城において大奮戦したコトは有名ですが、その床を天井に使われてる寺院は京都に多く見られます。でも、源光庵の天井が一番クッキリと血の跡がわかるとのコトでしたよ。
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縁台からの紅葉。奥がマンションだったのが無粋でしたけどね。

光が透けて、輝く様は美しいのです。

庭園の見えるお部屋にまいりました。グラデーションに染まる葉が美しいです。

自撮りしようとアングルをクネクネしてましたら、穏やかな感じの爺ちゃん撮ってあげるってジェスチャーして近づいて来ました。嫌な感じもなく、まったくフラットな感じでしたから、久しぶりに好々爺の趣の方でしたよ。

近頃、老害丸出しの年寄りしか見てこなかったので、心あらわれました😭

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じいちゃんも庭園の写真を撮ってるようで、静かに人が切れるのを待ってようでした。
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わたしも人が切れるのを待って撮りました。殆どの人々は、テキトーに撮った後、お庭の美しさを噛み締めることもなく、さっさと出ていきますので、ある意味撮る方としては都合良いですが、なんだか勿体ないコトしてるなって気がいたしましたね。
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長谷川等伯の子息の弟子といわれる、山崎雪渓の襖絵ですね。
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狩野派のオマージュを受けた作風が特徴だそうです。帰ってから調べました😊
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落ちた紅葉も美しく、赤い落ち葉で埋め尽くされるのも壮観だと思いますよ。

まさに燃ゆる秋🍁さほど大きな寺院でないすが立派な景色です。

ちょうど、ツアーがやって来ましたので、混み合うその前にもう一度窓の前で撮っておきました。この後、短い滞在時間のツアーですから、この窓を必死の様相で撮ってましたよ😆f:id:hikarireinagatsuki:20241129080550j:image

血天井に痕跡をさがします。

クッキリと具足の痕が見てとれました。戦国の世では当たり前のコトとはいえ、悲しい出来事です😢

晴れたり曇ったりのお天気です。太陽が顔を出すタイミングで紅葉を捉えます。

一筆記しておきましたよ✏️
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畳の上にスマホ置いて撮りました。
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本堂前のお庭。
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いつかの「そうだ京都、行こう」のキャンペーンポスターに使われたコトもあります。一番美しい頃の写真でしたので、ポスターと撮っておくのです。
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山門前。

わたしも1枚。

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山門辺りの色付く葉の木々。曇ったのが残念😭

整然と四角い置き石が敷かれてます。ちょっとへんですが、わたしは四角い置き石が好きです💕
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ご満悦ですね😊
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枝垂れた紅葉がありましたので、サラウンドな趣です。
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えー感じ💕
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ススキともみじ。今年は本当に紅葉が遅れてます。
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人が切れるのを待って、1枚遺しておきます。
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この時間帯だけ雲が多くて、空を眺めてましたけど、しばらく太陽が出てくる雰囲気じゃなかったです😨

源光庵、良かったですね。でも、もうおなかいっぱいですので、もういいかなって感想です。
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石碑と。
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さてさて、お次の名刹へまいりましょう🙋‍♀️