埋没系女装をめざす、れいの女子的おでかけ日記・・・

きれいな女子に憧れて、女子姿でおでかけするささやかな日記

激しい罪悪感の中、メイクしてカット💇へ行って、それから人にお会いしたコト。。。

彼女がいない空間はとても寂しい。居るのが当たり前に思っていたことに、それは傲慢な思いだった愚かな自分に気づく。

1週間が過ぎたけど、状態に大きな変化はなかったことで、一層の焦燥感と悔恨の渦に巻かれて、ココロがずっとザワザワしてた。要するに情緒不安定な状態が続いてた。

こんな時なのに、伸びた髪と霜降る髪が気になってしまう自分を恨めしく思えた。カットのサイクルが過ぎていたのだけど、どうしようか相当迷っていた。

結局、迷いに迷った末、化粧して行くことに決めたものの、朝から相当の罪悪感がわたしを襲ってきた。これが原因で、彼女をずっと苦しませて来たのに、こんなことしている場合かと自問自答が続く。

それでも、メイク自体はフツーに出来てしまった。フツーに出来たことにため息が出てしまったよ。なんか、わたしにはココロがないなって思えてしまって。

出かける頃、外は雪が激しく舞うお天気⛄️

まるで、外出を妨げようとでもしているみたいで、ますます間違ったことをしている気がしてしまい、気分が一段と落ちてくる。
f:id:hikarireinagatsuki:20220210175720j:image
ほぼほぼ毎週メイクしていたから、それが日常に思えていたけ。今回、2週間以上開いただけで、随分と久しぶりに感じてしまった。
f:id:hikarireinagatsuki:20220210175745j:image

恐ろしく寒いので、モコモコです。。。
f:id:hikarireinagatsuki:20220210175756j:image
カット中。。。💇‍♀️

頭皮が硬くて、「ストレスありますか?」ってお兄に聞かれる・・・。こんな状況じゃ当然だよね。。。
f:id:hikarireinagatsuki:20220210175816j:image

カットの後、人会う約束をしてた。焦燥感と悔恨に包まれて、ココロが疲れ切って弱ったわたしの気持ちを吐露を受け止めてくださる方々いるのです。本当に、ありがたいことです。そのうちの一人の女性と会う約束をしてた。一応、元の上司なのです。

ここまで事態が悪化した経緯をお話しするのに、原因の根源が「れい」である以上、その「れい」の経緯も知って欲しかったので、このままお会いして、お話しすることにしたのです。ただ「驚くかも知れませんけど・・・」とだけ告げて。でも、彼女は「何があっても、驚かないよ!」って言われてしまった。

そして、神頼み・・・。神社やお寺を見つけると、なんだか素通り出来ない感じになってしまった。ここは火の神様の秋葉神社ですが、なりふり構わずお願いしするわたしがいる。「オトコ」でいても、神社仏閣が目に入ると、脚を止めて手を合わせるようになった。
f:id:hikarireinagatsuki:20220210175840j:image

熱田神宮もほど近いので、お参りして行くことにします。またまた、激しく雪が舞って来た空の下、ひたすら祈りました。
f:id:hikarireinagatsuki:20220210175854j:image

鳥居の前で頭など拝したことがなかったけど、参道から入り頭を拝してお参りしたよ。
f:id:hikarireinagatsuki:20220210175905j:image

写真には写りにくかったようですが、この時は雪がすごかったのです。
f:id:hikarireinagatsuki:20220210175916j:image

地下鉄の駅へ向かう途中に、本当に小さく誰も気づかないような末社があって、旅の安全の神様を祀ったお社だったけど、もちろん手を合わせた。

そして地下鉄で待ち合わせ場所へ向かいます。激しいとまではいかないけど、少なからず緊張していたな・・・。

お手洗いを済ませ、待ち合わせ場所の前に立ってた彼女に近寄ったけど、やっぱりわたしに気づかないので、肩をトントンと叩いて知らせると、何事もなかったように、「いややー、ここ満員だわ。他へ行こうか?」ってそれだけ言ってスタスタ歩き出す彼女。本当に驚かない様子に、少なからず緊張してたわたしは拍子抜けしてしまった。一瞬、まさか、女装に気づいてないのか??って思うくらいでしたもん。

彼女のお勧めの、思い切り人の少ない穴場カフェに入った。「寒いのにスカート履いてえらいねー」って、よくわからないポイントを褒めてもらう。「こんな寒いと、よー履かんわ」てケラケラ笑ってるし。

コーヒー啜り、ケーキを食べながら、お話をしたわ。子供の頃から女性の洋服とか、歌舞伎の女形にときめいたことから、この年でわたしがこうなった経緯と、彼女を傷つけて酷いことをしたことをつらつらと。

なんで驚かないのか聞いてみたら、わたしは「こういう気」があると、一緒に仕事を仕出して毎日見るようになってから思ってたそうだ。それに、「驚くかも」って言われた時、女装以外に思いつかなったそうだ。さらに、わたしのコトを誰かに同意を求めるでなく、自分の中だけに留めておいた事も知った。

クソみたいババァなら「〇〇さんって、ちょっとあれだよね〜」って興味本位に周りに面白おかしく同意を求めたりするじゃない?そういうのは一切なかったようなのです。

なるほどね、この人もやっぱり、懐広いなって思ってしまった。結構大病患っても、周りの心配をヨソに溢れんばかりのガッツで仕事こなしていたし、わたしが失敗やらかすと、この人まで責任感じて、わたしのお世話をよくしてくださったのを思い出した。

それから、京都の振袖のアルバムを見ていただいたのです。「ほぉー、下手なオンナよりも、全然オンナに見えるなー」って。嬉しかったよ、ヨイショじゃなくて、本当にそう思ってくれてると感じたからね。

会話中、ひとつ離れたテーブルにいた女性グループが、わたし達の話し声に耳を傾けているのに気付いた。会話していた全員が黙って、どもうわたしの声に聞き耳を立ててるのがわかる。まぁ、アレ??って風で、気になったのだろうね。

その後は急にヒソヒソな感じでで、こちらにチラチラと視線を向けられているのに気付いたけど、わたしは構わず地声で話していたな。声で違和感を持たれたのならわたし的には満足だよ。外見はパスしたってコトじゃんね。

帰り際、「アンター、いらん服あったらちょうだいよー」って、「いくらなんでもサイズが大きすぎますよ」って言っても、「あんた、細いで大丈夫だわ」って。一体、何が大丈夫なのか、いくら細身でも骨格はオトコですからね、無理に決まっているけど、それ以上言い返さず、「ハイ、ハイ」ってね。

なんかまぁ、少し気が楽になったわたしがいた。

寄り道したかったけど、お家で夕食支度すると後が押してきてストレスになるので真っ直ぐ帰ってきました。

東北で着そびれたコーデでした。
f:id:hikarireinagatsuki:20220210175926j:image

朝の落ちた気分と裏腹に、ここ最近では一番リラックスしていたわたしがいる。でも、リラックスすることにも、引目を感じてしまう事実。。。
f:id:hikarireinagatsuki:20220210175937j:image

さて、ご飯の支度するかね・・・。
f:id:hikarireinagatsuki:20220210175948j:image
仕込みあわったベースはあるので、後はルーを入れて煮込むだけです。
f:id:hikarireinagatsuki:20220210180021j:image

いただきます。
f:id:hikarireinagatsuki:20220210180030j:image

前日に野菜とお肉を煮込んで、そのまま一晩寝かしたベースに、今日カレー粉を混ぜたから、熟成感あって最初は美味しかったけどさ。

この後カレーを毎日延々と食べ続けなきゃならなくて、正直うんざりするくらいでした。二人で食べるのと、一人で食べるのでは全然違うのだ思い知ります。
f:id:hikarireinagatsuki:20220210180040j:image

コーヒーいただいて、落ち着くのです。
f:id:hikarireinagatsuki:20220210180055j:image
やっぱり、リラックスするわたしには、それはそれで自己嫌悪な感じでした。

いろいろ思いを吐き出して、おしゃべりして気分転換になって楽しかったけど、メイク落とすと一段と自己嫌悪になってしまい、翌日はもっと気分が落ちてしまった。

なんか、自分だけが楽しんでリラックスして良かったのだろうかと・・・。彼女は得体の知れない状況に苦しんでいるというのに、わたしだけ楽しんでしまってさっていう思いなのでした。

一段ともの思う、メイクの日でした。