街へ戻る頃にはスッカリ曇ってしましました🌥もう、夕日は全く期待できそうにない空ですが、風だけは昼頃よりも弱まった気配です。。。
稚内副港の停泊漁船ですね。晴れていた行きに撮っておけばよかったよ・・・。慌てて宗谷岬向かってしまったからね。
船が一定方向に停泊する姿は、艦隊のようで壮観~🎶
暗くなる前に行っておきたかったトコロ、「稚内港北防波堤ドーム」へ。
真ん中あたりを改修中でした。大戦の終戦時まで稚泊航路の桟橋がこちらにあり、「稚内桟橋」駅として、線路もここまで伸びていたそうです。
古代ギリシャ建築のような、美しくキレイな円柱が整然と並びます。
かもめ〜。プリケツだな
防波堤からの眺め。礼文か、利尻からのフェリーがやって来た模様。米粒みたいですが、わかりますかね??
すっかり曇ってしまい、テンション下がって来たのでノシャップ岬へ行くのはやめましたよ。どうせ夕日は見れないですからね😒
それで、ちょっと立ち寄った稚内公園です。小高い山の上にありまして、眺望はよいですが、登った途端に風が激しいです🌀
野生のエゾシカ。フツーに公園内をウロウロしてます。奈良公園のシカみたいなものかな?
樺太犬の碑。南極へ行って帰ってこれなかった犬達を供養しております。タロジロの南極物語の一節の中の、南極に取り残され死んでしまった悲しい犬たちのお話です🐶
アルメリアの花。。。お花も揺れに揺れて、撮るのが難しかったです。。。
開花時期は終わってますので、あとは枯れゆくのみか・・・。
下方に先ほどの防波堤が見えます。右の建物はわたしが泊まったサフィールホテル。
なんにせよ、やっぱりこうなるのです。。。もー!!
お天気と相まって、寂寥感を感じる碑ばかりですね。
「氷雪の門」。樺太から帰還することなく、命を落とされた島民の方々の慰霊碑です。
こちらも、最後まで樺太に残って、最後は自決された電話交換手の女性達の慰霊碑。
昭和天皇と香淳皇后もこちらをご訪問なされ、頭を垂れられたそうです。
沖縄もそうでしたけど、樺太も結局のところ、当時の国土の一番端にある訳ですから、敵に進行されると最初に戦線になってしまう訳ですよね・・・。
樺太はロシアの手に渡ってしまったから、慰霊碑は樺太に一番近い、ここ稚内に建立されている訳ですが、こういうのを見ると、こんなわたしでもさすがにイロイロ考えされられますね。
稚内公園を後にします。
とりあえず、稚内市郊外の夕日が丘パーキングへまいりました。
お天気良ければ、夕日スポットになるそうですが、わずかに残照が見えるのみです。利尻島と礼文島がうっすらと見えますね。
礼文島ですね。
お天気が悪いからか、パーキングにはわたしひとりでした。
車と自撮ってみました〜
釧路ナンバーでしたね。稚内ですと陸運局は旭川の管轄ですから、どなたかが釧路から乗ってらして、こちらで乗り捨てられたのかな。。。わたしも車なら、釧路から湿原や湖を巡って、オホーツク海沿いを遡上して、ここまで走ってみたいと思いましたね。
ホテルへ戻ろうなかな〜と思うも、そういや〜抜海駅はそんなに遠くないはずと思い、行ってみることに。折角機動力のあるレンタカーですからね。昼間に「宗谷」で通過した時はボケッとしてて、まったく写真がとれませんでしたから。
抜海漁港からの利尻山。もう日暮れているのに、わりとクッキリとしたシルエットを見ることができましたね。
JR北海道は宗谷本線の1日乗降客が3人以下の29駅を来年3月に廃止したい意向を各市町村に伝えたそう。そのうち13駅は廃止を受け入れた中に抜海駅が含まれておりますが、地元町内の方では廃止反対運動が起こっているそうです。
駅前に車を停めて、駅を散策です。当分の間列車は来ませんけどね。
開業時からの木造駅舎だそうです。駅舎があるから、ホームと貨車改造の待合いだけの駅と違って、駅らしい駅ですよ。
やたらと駅名標が多い印象です。
待合室内は、JRのポスターが多数貼られているのが駅らしく見せてますね。煌煌と明かりが灯っているし、キレイに保ているので寂れた感はあまりないのですが、ただ人がいないだけ。
ノートが置いてありまして、書き込むことができます。わたしも書き込んでみましたよ。同じ日に、大阪からいらした方の書き込みがありましたね。
あと、このブログを書いているくらいの時期に、抜海駅存続のためのイベントが開かれているはずです。稚内から宗谷線で抜海まで乗車し、抜海港で水揚げされた魚介や、地産の野菜を使ったお弁当をいただくというものです。
↓キレイにまとめられておられる方がいらっしゃいましたので、ブログから引用させていただきました↓
稚内方面です。
旭川方面です。こちらに構内踏切があります。
名所案内の看板が一応あるのですが、行く人はいないでしょう。
旭川からのキロポストですね。線路脇でなくて、かなり高い場所の草むらに設置されているのは雪深い土地だからかな。
ホームには地元の方がお花をキレイに育てられているのです。駅全体もキレイに清掃されてましたからね。
扉の立て付けも悪くなくてスムーズでしたよ。
この駅、縦型駅名標の下に、北海道定番のサッポロビールの広告なかったですね。
下り三本、上り四本の発着です。これに通過列車の「宗谷」と「サロベツ」と、下りの回送列車が加わるだけ。
駅数は少ないけど(今後もっと減少するでしょうが)、駅間長いので料金もそれなりですね。
キキララのお手洗い🚻もちろん、とてもキレイに保たれてましたね。地域の方のご尽力でしょう。
夜が駅を包み始めます。
交換可能駅だけど、ここで行き違う列車はありません。名寄以北は列車本数も極度に少ないし、交換駅も必要ない感じですよ。そもそも、JR北海道は宗谷本線の名寄〜稚内を廃止したいくらいなんだもんね。。。石北本線も釧網本線も、根室本線の滝川〜新得と釧路〜根室間も廃止したいらしい。
目についたのは、各線区の駅には〇〇線の現状みたいなリーフレットが置いてあって、収支係数とか、利用者の激しい減少傾向にあることとか、今後の沿線住民の利用を促進、または来訪者へのJR利用のお願いしていただくとかの内容なのですけどね。
リーフレットです↓
わたしのみた限り、殆どの線区が、高校生と観光客しか利用してない現状では、ほんとに、そんなに遠くない将来には、根室とか稚内とか網走さえ鉄道で行けなくなる日が来るかもよ・・・。
JR北海道の経営状態を考えると、もはやノスタルジーだけでは鉄路も駅も残らないんだよね。。。
わたしに出来るコトなんて、JR北海道へのささやかな増収協力に記念入場券を買うことくらいだもんね…
今回買った記念入場券です↓函館と旭川でチャンスあったのに書い忘れたのが残念です。。。
構内踏切上から。
後ろの荷物がすごく気になったのです。寝泊まりしてる誰かがいるのかな?
なぜか、川崎ナンバーのレボーグが駅前に停まってました。お迎えにしても列車はで当分来ないし、他府県ナンバーハテナ??って感じですよ。秘境駅めぐりなら車から降りても良さそうですが、降りるわけでもなく、キャップを目深に被っているから、余計にハテナ??怪しいな〜って感じでしたけどね。
夜の稚内駅。北の大地の入場券買おうと行ってみたら、窓口は既に閉まってた😱
どうも、18時の列車が出ると無人になるみたいです。
夜の防波堤ドーム。煌煌と灯された明かりに人影はありません。
北海道最後の夜の晩餐はホテルでいただきました。
地元の大きなスーパーで、地産のホタテ🐚とかタコ🐙のお造り、そしてお寿司🍣を買い出ししてきました。もちろん、北海道のお酒もですが🍶
支払う時に3千円弱だったのでビックリです。居酒屋より少しお安い程度ですが、まぁこんなもんでしょうね。。。
結局ね、飲みたいから歩いて行かなきゃならないし、それほど遠いわけでもなかったけど、結構冷えて寒いし、風も強いしイヤだな〜って思ってしまってさ。それに、いつもはスーパーホテル か、東横インとかのビジネスホテルしか泊まったことのないわたしからすれば、ココは超ハイグレードなお部屋でしたのでね、ゆったりまったりと夜を過ごしたかったのですよね。
因みに海側のツインで一人利用、窓は大きなガラス張りという、わたしがうっとりクラクラして来るシチェーションでしたよ。
んま〜いのです。北海道で初の日本酒でした。
あられもなく頂いてます。スゲー顔でしょう?
もち、Buono!ですよ。漁港がある街って、スーパーのお寿司でもそこそこクオリティ高くて、美味しいのですよね。
トコロでなんで、こんなミニ履いているかというと、実はススキノをこの格好で闊歩してヒトカラ行こうと思って持って来たのですよ。でも、結局行かなかったからね。
そしたら、ココの最上階に展望バーラウンジあるというので、おー!じゃぁ行ってみるか〜って勇んで着替えてみたものの、ご案内に小さく「コロナの感染予防の為、閉店中〜」だってさ。あ〜ガッカリです。
食事終えたら、ルージュ引こうと思っていたので💋は発色しておりません。
この時、4合ビンもほぼカラにしてたから、結構酔ってしまって、おかしな状態でしたけどね。
そんなこんなで最後の夜は更けていきます。
随分と戯れた夜でしたが。。。
まだまだつづきますのでね・・・。