考慮の末、歩きよりもチャリの方が機動力あるし、なにかと効率的だろうと判断しまして、レンタサイクルで回ることにいたしました〜。結果正解でしたけどもね、体力激しく消耗しました。やっぱ、借りるならレンタカーですよ。。。
この日のレンタサイクルの利用者わたしだけじゃなかったんじゃないかなと思えるくらいの閑散ぶり😓
モノをお借りするときは当然ながら、証明書の提示を求められます。
「証明書をお願いします」と言われ、わたしは(あ〜、そりゃそうだわな・・・)とゴソゴソバッグの底から免許証を取り出しました。当然、写真はオトコの方ですよ。。。
一応、何かあった時の為に常時持ち歩いてますが、免許を差し出して申込書を書いて、ふとおじさん見ると、ホントに申し訳なさそうな顔してるの。性別欄もあったから「男」にまるしようとしたら、「あ〜、いいよいいよ」って、静かに免許返して下さった。
いろんなシチェーションで、わたしを見て好奇の雰囲気丸出しで見て来る方は結構多いけど、この方は「なんか悪かったね・・・」って感じが伝わって来るような方でしたよ。
最近は相手の反応を楽しむ時さえあるくらいだし、別にどう思われようと気にもしてないけど。でも、こういう方に出会うと少しだけ和む。スルッとしてスルーして下さるのもいいのだけど、一歩突っ込んで、「知ってしまってごめんね〜言いたくなかったよね〜」の感じ出されるのは、好奇の目で見られるよりは好感持てるよ。。。
チャリは電動アシスト付き。初めてアシストタイプ自転車に乗ると告げると、おじさんが使い方をレクチャーして下さいます。
「発進は2で、3で走行。めかりの坂以外は1は使わないと思うけどね~」
めかりの坂の??なんだそれ?あとはバッテリーとかスタンドの使い方の注意点とかお聞きして、とりあえず、お礼を述べて出発です🙋
イヤ~、アシスト自転車凄いね〜。特に発進時の加速は素晴らしい!漕げばグングン進んでいくし、海沿いを気持ちよく駆け抜けていきます。
風は冷たいけれど、日差しあるからさほどでも無いです。気持ちのいいくらいの感覚かな🍃
ただ、ひとつの発見がありました💡女装で自転車乗るの「初」でしたが、スカートで風のある日に自転車漕ぐのはとても大変だとういうことを・・・。いやいや、ホント女の人って大変だよなぁって思いましたよ。。。
↓颯爽?!とチャリに乗るわたし🚲でも、片手で撮影しながらなので、実はスピードは止まってるに等しいくらいの速度です。
踏切すぐにトンネル入り口。門司港付近から続くこの線路を3月中旬からのシーズンはここをトロッコが走りますが、只今休止中。でも、コロナの影響で多分今も休止中のままでしょう。。。
トンネル内侵入禁止の看板あるけど、これじゃぁ、実に簡単に侵入できてしまうよね。入りたい衝動に駆られるけど、当然自重です(*_*;
ハナミズキ(モクレンでした🙇)の花。もう、終わりかけですね。花が散ると葉が生えて来る樹。
ノーフォーク広場までやってきました。眺めの良いところです。腕の角度がヘン?!
関門海峡大橋の直近の公園なのです。
直下までやってきました。あっちは下関。
多くの船舶が海峡を通過していきます🚢
先ほどまでいた門司港駅のあたりが遠くに見えます。背の高いビルは門司港タワー(当然休館中)
お天気いいから山上の展望台のあたりまで行ってみようと地図を見てみましたが、イラストのアバウトな地図でして、どこから登ればいいのか、道がよーわかりません。グーグルマップでちゃんと調べれば良かったけど、テキトーなわたしはテキトーに海沿いを気持ちよく漕いでいたら機関車と客車を発見しました。
下関〜門司間の関門専用機のEF30でした。保存状態はあんまし、良くないです。錆びに強いステンレス製ですが、流石に海沿いの展示は苦しそう💧
一応、「EF30」のトップなナンバーだね。
方角的には瀬戸内方面になるのかな?
この後の道中の写真は撮ってないというか、撮る余裕などないくらいでした。適当に走っていたら、山頂の平和のパゴダの案内を途中に見つけました。ここ行けば展望台も近くじゃない?って思って急な坂道を登り始めました。でも文字が、何故かミャンマー語のような表記だったのが不安でしたけどね。。。
案内通りに進んで行くと、坂を登り切った辺りでイキナリ階段出現!この時、すでにゼイゼイしてます。もう、全力で漕ぎすぎて汗だくになってましたし💦
階段下にチャリ止めて、様子を見に10段ほどの階段を登ると、今度は上の方へ続く未舗装の細い山道でした。。。
イヤイヤ、これはチャリでは絶対登れないよ〜。結局、急な坂道を下ってふりだしのノーフォーク広場の上の辺りに戻って来ました。そしたらちゃんと「和布刈(めかり)展望台→」の標識でてました。めかりってこういう字だったのか~
あー、時間的にもう既にに結構なロスです。。。
見上げればスゲー坂道。あー、コレがおじさん言ってためかりの坂か・・・。垂直とは言わないけど、チャリで登れるのか不安になります😰
この日2本目の急登チャレンジです。無駄な1本目で足を使い切った感は否めませんが、シャカシャカと登り始めます。でも、漕いでも漕いでも全然登った気がしません。結構長い登りが延々続きましたところで、ついに力つきて登れなくなりました。仕方なくあきらめてお茶を一口飲んで、コートを脱いでチャリを押して登ります。これはこれで結構大変でした。アシスト自転車って結構車重があるようで、アシスト使えないとただの重いかたまりでしたよ。。。
100m以上押したのでしょうか、高速道路をくぐる所にちょっとだけ平坦な区間が現れ、その先にやっぱり急登があってゴールが展望台が目視できました。再び🚲にまたがり、坂を漕ぎます。
そして辿り着いた展望台!!チャリダーでも無いのにホントよくもよくも登って来ましたよ😁
そしたら、どっかのおっちゃんがゼェゼェ言ってるわたしに
「坂よく登ってきたね~。電動自転車はスゴいね~普通のと全然違う?」って聞いてきた。この人、わたしが登って来るのずっと見てたのか?わたしは疲れて掠れた声で
「全然フツーのとは違いますけど、漕がないと進まないので坂はそれなりに大変ですよ」って。
「でも、フツーよりはラクでしょ?」ってしつこい質問・・・( ̄。 ̄;)
この人、電動アシスト自転車は楽チンですよって、どうしても言わせたみたいでしたね。テキトーに往なして終わりです😒
↓絶景だ〜!!直下の海岸辺りから登って来たのですよ。高低差わかりますか~?
でも、来て良かったのです。感動😭
ここが一番高い展望台かな。当たり前だけど、みんさん車でいらしてます。
壇ノ浦合戦絵巻の大きな壁画。この合戦で平家が滅亡して、ちょっと物悲しいですよね。でも、わたしはこの平家の繁栄と盛衰と滅亡のお話が好きです。まさに、モノの道理そのものだからね。。。
パノラマで撮ってみました。
「平和のパゴダ」まで行きたかったですが、絶景見て満足してしまったし、もう残りの登りを漕ぐ気力も失せて、予定も道半ばでかなりおしてますし、いつかまた来るかもって言い聞かせて降りましたよ。
行きは苦しんだこの坂をキュイーンっと降下して行きます。あ〜楽だ〜。
またまた帰ってから調べたら、わたしはいたのは和布刈第1展望台で、第2展望台もあったみたい。反対側へ下っていれば寄れたのにね。先程の機関車の辺りに出るみたいです。
やっぱり調べておくべきでした。いつも失敗ですよ・・・。アホだな…
急降下にむしろブレーキが効かないのが怖いです(*_*;
この日も撮るとき以外はマスク着用😷降下中に撮影〜
先ほどの門司港駅のロケ、鳥居の和布刈(めかり)神社へ移動してましたが、わたしは先を急ぎます🏃
さてさて、お手洗い済ませて、これから関門海峡を渡りますよ~。
エレベーターに乗って自転車ごとおります。門司側は地下58mらしい。秘密基地へ向かう気分。。。ワクワクする😊
まだ、スタートなんですが突破記念パネルと。
歩行者専用トンネルは国道2号線の一部。
さて、下関まで自転車押して歩くルールですので、徒歩で参ります。
海底下の県境です。
まぁ、こんな感じで。若いカップルが撮って欲しそうだったから撮ってあげたら、キチンとお礼は言って下さいましたが、わたしを不思議そうに見つめて去っていきましとさ…
わたしも県境またいで撮りました。
そして下関へ辿り着きました。写ってるチャリがわたしの借りたものです。
下関側出入り口。自転車は通行料20円也。勝手に箱に現金を投入する善意のしくみ。
幕末に長州藩が設置した壇ノ浦砲台のレプリカですって。
美しい彫り模様です。
対岸に門司です。先ほどまでいた和布刈の展望台も目視できました。
なんか、とっても時間がなくなって来ましたよ。広島戻って路面電車乗らないと行けないけど、このお天気に急ぎすぎるのもなんか勿体ないけどさ。あ〜、なんてせわしい旅なのでしょうか・・・。
つづく。。。